久々にサッカーについて書きたいと思う。
今回は、
・ラーションというプレイヤー
・チャンピオンズ・リーグ準決勝について
・W杯直前特集 日本代表への要望以上のトピックについて書きたいと思う。
特に3つ目については熱く述べたいと思う。
・ラーションというプレイヤーバルセロナの試合を観ていてホントにいい選手だなぁと思った選手がいる。
「当たり前のことを当たり前にする。」
何事においてもこの単純なことを行うのは困難である。
サッカーのFWに求められる当たり前のことを、
難なく、そしてシンプルにやってのけるプレイヤー。
それが、ヘンリク・ラーションというフットボーラーである。

ゴールを決める、ポストプレーで綺麗にボールを捌く、きちんとゴール前に走りこむ。
その全てを当たり前のようにやってのける。
選手、監督、そして何よりサポーターに愛される男、ラーション。
日本代表にこの位のFWが出てこないかなぁ、と常々無いものねだりをしてしまいます。
・チャンピオンズ・リーグ準決勝についていよいよ準決勝。
組み合わせは
注目のカード、事実上決勝戦、などかなり注目を集めている
ミラン対バルセロナ
そして、どちらも初のベスト4である
アーセナル対ヴィジャレアル
予想します。
1つ目はバルセロナが勝つ。
これはもちろん希望もこめて(^^)
2つ目はどっちでもいい(^^)
要は、面白いサッカーをしてくれればいいのです。
理由は書くのをやめます。
めんどくさいし、早く日本代表いついて書きたいからである。
・W杯直前特集 日本代表への要望言いたい事は沢山ある。
しかし、いくつかに絞って述べたいと思う。
まず、日本代表メンバーについて。
もうそろそろ発表されるであろうW杯の代表メンバー。
僕はZICOに、長谷部、平山、阿部、など若いメンバーも選んで欲しいと思う。
もちろんW杯なので観光に行くわけではない。
だから、実力がないのに彼らを選べとは思わない。
長谷部、阿部などは欧州に行っても通用すると思っている。
今の日本代表はいわゆる黄金世代に頼りきっている。
もっともっと若手を起用することも必要であると考える。
次は、日本代表ウイング論である。
最近良く耳にするのがフォーメーションがどうのこうのという論調である。
右も左も同じように3−5−2がいいとか4−4−2がどうとか・・。
はっきり言うが、極論すればフォーメーションなんてどうでもいいのである。
サッカーは有機的なスポーツなので、選手が固定的にあるエリアに居つづけるという事はありえない。
よって、10−0−0でも0−0−10でもいいのである。
つまり、フォーメーションだけでサッカーを話すコメンテーターは信じてはいけない。
話を戻そう。
日本代表は得点不足と言われているし、事実、世界に通用する優秀なFWは今の所生まれていない。
そこで、日本代表にオプションとしてウイングを採用してみてはどうかとZICOに言いたい。
ウイングは近代サッカーにおいても極めて重要な役割を有しているポジションである。
相手陣地内の深い位置で起点が作れ、敵のDFラインを横に開げさせ、かつ、後ろ向きで守備をさせるという相手にとっては嫌な働きを出来る。
また、得点確率の高い横からのセンタリングを可能にする。
つまり、得点力がないなら、得点チャンスをもっと増やすべきなのである(理論的には)。
そこで、日本代表は1トップに久保(高原)で、右ウイング松井大輔、左ウイング玉田圭司、トップ下中村、トップ下とボランチとの間の中央に中田英、ボランチ福西(稲本)、あと4バックという布陣をオプションにしても
面白いのではないかとおもうのだが・・。
最後は、
中田英寿についてである。
もちろん日本代表での彼の存在は代え難いものがある。
早めに危険な芽を摘むセンサー力、労を惜しまず動き続けるその体力。
そして、正確なロングフィードはかなりのものである。
しかし、彼の最近のショートパスの精確さの低下、ボールキープ力の低下は
観ていて悲しくなる時がある。
「あの」中田が簡単にボールを失ったり、トラップミスをしたり、パスミスをしているのである。
肉体、フィジカルの衰えであろうか・・。
僕の知る中田英寿は、
高いボールキープ力があり、
その肉体的強さを活かし、相手に体をぶつけながらボールを奪い、
その後瞬時に、美しささえ感じる綺麗な姿勢のドリブルで相手チームのバイタルエリアに侵入し、
味方に矢の様な決定的なラストパスを配球する。
こんな選手であった(特にペルージャ〜ローマ時代)。
しかし、今の中田はどうであろうか??
所属するチームで出場機会を失い、その理由を監督の戦術が合わないとか、楽しいサッカーをしたいとか、不平を並べ、新しいチームに行きたいと言い出す。そして移籍しても、またこの繰り返し。
その影響かどうかは知らないが、かつての正確なボールタッチや肉体的強靭さを失っている。
彼が、日本代表に還元して欲しいのは、そのネームバリューではなく、
彼の持つ(かつて持っていた)決定的な場面を作り出す能力である。
日本代表がW杯で優勝するために、僕は、中田英寿にもう一度、
欧州でNAKATAという選手がクラブチームの核として活躍している姿を観たいと思っている。
それにより欧州のスカウトも日本人選手の根本的な部分での価値を再認識し、
10年後20年後に欧州でプレーするのを夢見る日本の子ども達が欧州に移籍しやすい環境を作ってもらいたいと思う。
そしていつか日本がW杯で優勝する場面を生きてる内に僕は観たい。