
日本に帰ってくるとの話もあったが、
ヨーロッパでプレーする事を選んだ。
今回の移籍は移籍先を含め良い選択だったのではないかと考えている。
なぜなら、セルティックのような、その国で1番を争えるチームより、
エスパニョールのような、上位チームと戦うチームの方が、
日本代表における中村俊輔にとっては良いのではないかと考えるからである。
日本はワールドカップにおいて対戦するチームはほぼ格上しかいない。
そんな中、セルティックのような戦い方は到底できないからだ。
弱者がいかに強者に勝つか。
これこそが今の日本に必要な事なのである。
この観点からおいても、エスパニョールという、バルセロナやレアル・マドリーなどと戦える状況のチームは良いと思う。
さらに言えば、マスコミがさもスゴいかのように持ち上げているだけで、
実際はJリーグに毛が生えるか生えないか位のスコットランドリーグでやるより
リーガ・エスパニョーラでやるほうが良いとも思う。
また、個人的に、中村俊輔は弱い選手だと思っている。
何か強さを感じないプレーヤーなのだ。
確かに彼は上手い。
しかし、強いかと聞かれれば、肯定できない。
アジアレベルでは中村俊輔のような選手は光る。
しかし、世界レベルではほぼ光らない。
対戦相手が触れることの出来ないフリーキックの時でしか、
その存在価値はないといっても過言ではない。
別に体の当たりの強弱を言っているのではないのだ。
上手く言えないが、選手として弱いのだ。
例えば、僕の大好きなイニエスタは弱さを感じない。
体の小さいメッシも弱さを感じない。
C・ロナウドも弱さを感じない。
中村俊輔はセルティックの宿敵レンジャーズ戦の時に活躍したか?
答えはNOである。
誤解してほしくないのだが、僕は中村俊輔が嫌いではないし、
彼が下手だとも思っていない。
日本代表には、まぁ選ばれるだろう。
しかし僕が監督なら、ワールドカップなどの大事な試合に彼を起用するのは躊躇する時があると思う。
彼に今回の移籍を契機に強くなって欲しいと思っている。
下の写真でも分かるが
エスパニョールサポーターの俊輔に対する歓迎ぶりは、
僕が思ったよりも熱いものだった。
バルセロナダービーが楽しみである。
