ご存知の通りスペインが初優勝しました。

個人的にはどんな大会でも基本的にはオランダとポルトガルを応援しています。
最近はイニエスタがいるのでスペインの試合も見る様にしています。
しかし、今大会のオランダは守備的というか現実的なチームで、
いつものわくわく感がないチームでした。
大会通しても、日本をはじめ守備的なチームが目立ち、
時代が逆戻りしたような印象を受けました。
そんな中、かなりレベルの高い試合をしていたのがスペインでした!!
以前、「岡田監督と日本の勝機」という記事の中で、
・現代フットボールではサイドが重要である。
現在のフットボールでは中央突破からの得点よりもサイドを崩されての得点の方が多い。
つまり、サイドを制すれば勝てる可能性もあがるという事です。
と述べましたし、今でもこの概念は正しいと思っています。
しかし、どの試合か忘れましたが、
スペインが「サイドなんかどうでもいい」と言わんばかりの4−2−2−2という布陣で戦ってました。
もちろんスペインがサイドを蔑ろにしたわけではなく、
2トップの1人であるビジャが左サイドに流れて、
中盤が真ん中をこじ開けまくる!!
という、恐ろしく高度な戦術を採用していました。
個人的にはスペインが復調したのはイニエスタの復帰によるところが大きいと思っていますが、
ブスケツを除くほかの中盤の選手たちも高度なプレーを簡単にこなしていました。
これは優勝するするわなとも思いましたし、
このような美しいフットボールを展開するチームが優勝して本当に良かったとも思います。
あとはチリのフットボールが楽しかったですね。
4バック趨勢の現代において、いまだに3−4−3という布陣のビエルサはすごいと思いましたし、
日本に来てほしかったと本当に思います・・残念です・・。
とにかく、スペインのチームに敬意を表するとともに賛辞を贈りたいと思います。

ラベル:南アフリカW杯