2007年12月23日

日本代表新監督・岡田武史とオシムフットボールとの継続性の可否と日本独自のフットボールについて

前提として、岡田武史は優秀な監督である。
okada.jpg
よって悪くはない選択であるのかもしれない。
そして、もう決まったことである。

分かっている。

常に前を向くしかないし、決まった以上新監督と共にいくしかない。

しかし、

しかしである…。

正直言えば、未だにショックを引きずっている。オシムが倒れた無念さを未だに引きずっている。
ふっとしたときや考える度に、オシムが復活してないかと非現実的な幻想を抱いてしまうほどショックを引きずっている。
osim.bmp

オシムのまま2010年までいっていたら、どれ程日本代表が成長していたかと想像するだけで楽しいのだ。
それほど、オシムは良かった。

皆オシムが良いオシムが良いっていうけど何が良かったの??

と疑問に思う人たちもいるかもしれない。

それに対する私個人の答えとしては2点ある。
まず、オシムは非常に論理的で分かりやすく導いてくれていた点にある。
次に、彼が日本の特徴をよく理解し、攻撃的なフットボールにベクトルを示していた点にある。


これについては後述しよう。


突然ですが、皆さんは攻撃的なフットボールスタイルと守備的なフットボールスタイルとのどちらがお好きだろうか??

個人的には攻撃的な方を好んでいる。
守備的でも勝てば良いという人もいるかもしれないが、おそらく多くの日本人は攻撃的なフットボールに惹かれる人の方が多いと思う。

さて、そこで岡田武史である。

岡田武史といえばフランスW杯の監督であると共に、横浜マリノスでの2連覇という経歴が頭にすぐ浮かぶ。

これだけ見れば、なかなかどうして、良い監督ではないか!!
という人もいるかもしれない。

しかし、実は個人的にはあまり当時のマリノスを評価していない。

何を隠そう、当時のマリノスは守備を固めロングボールを多用し
良く言えば勝つ確率の高い戦い方、悪い言い方すれば観ていて面白くない戦術を採っていた。

少し乱暴な振り分け方だが、最近の代表監督を振り分けてみると。
トルシエ→守備的
ジーコ→攻撃的
オシム→攻撃的

となる。

つまり、岡田武史の起用は守備的に戻ってしまうという意味で、個人的には日本サッカー協会の意図が理解できないし、残念である。

確かに、岡田武史の嗜好がこの数年で急激に攻撃型に変化した可能性もあるが、極めてその可能性は低いといえよう・・。

これに対して、攻撃的なフットボールを好むジーコとオシムは日本人の特徴を適確に掴み、日本代表を同じベクトルにもって行こうといていたと個人的には理解している。

ここで、「えっ!!あのジーコとオシムが同じベクトル??」
と疑問に思う人もいるかもしれない。

しかし、個人的にはそう感じていた。

では、日本人の特徴を適確に掴んだ、日本のフットボールスタイルとは・・、
それは、ヨーロッパスタイルではなく、ラテンスタイルである。

しかも、ラテン国のなかでも一番近いであろうスタイルを持つ国は、ブラジルでもアルゼンチンでもイタリアでもスペインでもポルトガルでもフランスでもなく、メキシコである。

どうあがいても今から日本人がヨーロッパの選手のような体格になる事は考えにくいので、小柄な民族でも可能なラテンスタイルを日本的にするのである。

そして、それに向かってジーコもオシムも線路をひいていたと思う。
しかし、上記の様に、オシムが良い監督である点は、その線路を分かりやすく論理的に教えてくれていた点なのである。

この点がジーコとは大きく異なるのである。

言うなれば、オシムは日本に教えるべき教科書をもっているが、ジーコは感覚で分かっているだけでそのツールが不足していたのだと思う。

良く日本の中だけで通じる事を「あうんの呼吸」という。
国際的には非難されがちであるこの「あうんの呼吸」であるが、まさにジーコはサッカーで「あうんの呼吸」と思うことが日本人には伝わっていなかったのではないかと思う。
そして、自分も意識したことないから、教え方が分からないのである。
つまり、ブラジル人には「あうんの呼吸」、つまり、こんなこと言わんでも分かるでしょ!と思うことが日本人が通じていなかったのである。

この点、オシムはこれを教える術をもっていたのである。
しかも、論理的に分かりやすい方法で・・。

あかん。。

話していれば話しているほど、またオシムについて考えてしまうわ・・。
osim2.jpg

ここまでなんやかんや言ってきましたが、岡田武史が新しい代表監督ということは決まったことであるし、決まった以上新監督と共に戦うしかない!!

最後に、日本サッカー協会に苦言を呈したい。
あんたらは一体何をやっているんだ??

近年の代表監督を自分達で招聘した経験がないではないか!!

トルシエは、名古屋グランパスエイトが連れて来たベンゲルの紹介であったし、
ジーコは、鹿島アントラーズが連れて来たし、
オシムは、ジェフ千葉が連れて来た。

日本サッカー協会はそれらをかっさらっただけである。
そして今度は岡田監督・・。
彼らは監督を選んでくる能力がないのである。

少なくとも世界的な監督達の情報などを分析した結果、
今回は新監督に岡田監督を選任するというのなら納得も出来る。

しかし、今までの経緯を見る限り、日本サッカー協会にそんなコネクションも情報収集力もないのである。

悔しかったら、少なくともモウリーニョに声かけて来い!!!

今回はモウリーニョと岡田武史とを比較した結果、これこれこういう理由により岡田武史の方を選びました、とか言ってみろ!!

ずさんな監督選任経緯はまっぴらごめんだ!!

今回の選択で、日本が世界の進化に遅れをとったら、どう責任をとるんだ??
posted by ジャック at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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