2011年12月10日

アジョシ

映画「アジョシ」を観ました。
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非常に面白かったです。

何よりウォンビンがすごい!
「母なる証明」の時同様、素晴らしい演技。

また、色々な登場人物のキャラが本当に本当に魅力的!
今まで知らなかった俳優さんも多いのですが、
他の作品も見たくなります!!

ストーリーは単純明快なんです。
何なら既視感すらある内容なんです。
しかし、各駒の配置の仕方、見せ方、描き方、及び編集等が絶品なんです!

若干感情移入が難しい点がありますが、
これはお勧めします!!

ウォンビンの顔は相変わらず若い時の木村拓哉に見えますが、
「ガン&トークス」以来、本当に観るのが楽しみな魅力のある俳優さんですね!

公式サイトはこちらです。
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2011年12月06日

まほろ駅前多田便利軒

映画「まほろ駅前多田便利軒」を観ました。
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思ってたよりだいぶ面白かったです。

まず 瑛太と松田龍平との組み合わせが素晴らしい。
画面に力強さというか、この2人がいるだけで観ていられる。

それに加え、各共演者が豪華!!

内容も面白かったです。
この世の中には色んな人がいて、
色んな事を考えていて、
各々で消化するしかない。

彼らの存在は、単に作業をする便利屋さんなのではなく
人々の心の隙間にそっと寄り添う
従来の職業カテゴリーには当てはまらない仕事だからこそ
「便利屋」なのである。

続編も十分あり得る作品ですし、
ぜひ楽しみに待ちたいですね。
今度は毛色を変えてアクション映画っぽく。

公式サイトはこちらです。
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2011年12月05日

ほしのふるまち

映画「ほしのふるまち」を観ました。
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良く言えば安定感のある青春映画でした!

「今から東京なんて行ける訳ないじゃん」
「行けるよ東京!今から行けるよ!」

若いからこその悩みや瞬発力。
子どもでもなく大人でもない。
狭い世界でも広い世界でもない。
そんな微妙な時期を感じさせてくれる作品です。

音楽も気持ちを盛り上げるのに効果的に使用されており好印象。

「BECK」の中村蒼と
「魔法遣いに大切なこと」の山下リオちゃん
とが爽やかで良かったです!!

気になった方はレンタルしても損はしないと思います。

公式サイトはこちらです。
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2011年11月24日

さや侍

映画「さや侍」を観ました。
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松本人志監督の3作目。
大絶賛出来るかといえば、微妙な部分もあります。
映画としては奇をてらう事のない作品ともいえますが、
色々模索していると感じられる作品でもありました。

しかし、全体としては、まぁ、面白くない事はないけど、
すごいお勧め出来るかといえば、微妙だという作品でした。

今回は、内容にも触れます。
ネタバレしてますので、ご注意ください。



始まりはぶっ飛んでいて、好感触!!
死なない(死ねない)男の話なのだと思っていました。

死なない男が恋をして、子を授かってしまった。
子どもはいつか自分より老けて、死んでしまう。。。

自分は死ぬ事を許されない体である。
どうせ自分以外の人は、遅かれ早かれ死ぬのである。
そんな光景を今まで嫌という程観てきた。
だからこそ、切り合ってまで命を落とす事はない。
そのような信念から、刀を捨て、鞘のみ腰に提げている「さや侍」なのだと。

そのような話だと思いきや、
全然違った!!
しかも、普通に死ぬし。。。
首飛んだ後、あの魔法の薬草つけたらいいんちゃうの?娘さん。

映画として破壊すべき所と、無難にまとめようとした所の
選択を誤った結果、監督の意図とは大きく外れた作品に
なっていると信じたい。

あのオープニングのぶっ飛び感のまま走り抜けて欲しかった。。。

また、描く必要な所が抜けている一方、
不必要な所が描かれていたりします。

例えば、当時の「侍」という立場、地位、回りからの目など
効果的にを使っての面白い箇所があるんです。
しかし、絶対描いておかなければならない事が描かれていないのです。
それは、「他の侍はいつ腹を切ったのか?」という点です。
この情報が描かれている作品と描かれていない作品とでは、
映画自体の面白さも、侍とはという基盤となる部分にも説得力がなくなります。

その一方で、不必要なものが描かれているといえば
最後らへんなんか、良いシーンなんですが、
個人的には説明過多に感じました。
そこは観客の解釈に任せてよいだろうと。。。

他方、良かった点としては
主人公と娘とのやり取りが非常に面白かったですね。
言葉使いも含めて。

また、笑いの解説書のようなやりとりもあり、
ある意味映像版「遺書」のような作品だと感じる所もありました。

主人公が色々やってる所なんか
松本監督が撮影しながら笑ってる姿が目に浮かびましたよ。

その一方で、泣ける所もあり(最後のところではないです)、
悲哀を伴うからこそ笑いはあるし、その逆もまたしかり。
という人生訓は感じられました。

松本人志監督という事を意識しなければ、
普通に面白い作品だと思いますので、
レンタルしても損はしない作品だと思います。

公式サイトはこちらです。
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2011年11月23日

ヒア アフター

映画「ヒア アフター」を観ました。
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全く内容を知らずに見たんですけど、面白かったです。

東日本大震災に通じるものがあり、
現在の日本に当てはまる所もある。

死後の世界を描いているというフレコミだったのですが、
ホラー等ではありません。

この記事この記事などで毎回言ってますけどね、
イーストウッドは本当に偉大な監督です!!

南国アジア、アメリカ、イギリス、フランスの各地での話が、
次第に収斂していく脚本も秀逸。
もちろん、ご都合主義な展開もありますが、
そこはイーストウッドが素晴らしい演出で気になりません。

ある部分「死後の世界」を描いていますが、
死者(幽霊)について描いているのではありません。

「死んだ者とは、今生きている者の為にある」
という素晴らしいメッセージを感じられる、
素晴らしい作品です。
レンタルしても満足出来る作品だと思います。

公式サイトはこちらです。
hereafter02.jpeg
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2011年11月21日

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

映画「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」を観ました。
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全く期待してなかったのですが、思ったより面白かったです。

役者陣の怪演がすごいです!
もうね、わざと笑かそうとやってるんですよ。

夫婦に限らず、人と単に一緒に過ごす事ではなく、
一緒に過ごして何をするのか、何を見るのか?
また、一緒に同じ風景を見るだけではなく、
お互いに向き合ってお互いを見つめ合う事も大切である。

そんな普遍的な事を、ユーモアを交えて再認識させてくれます。
レンタルしても損はしないと思います。

公式サイトはこちらです。
ookike02.jpeg
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2011年11月20日

パラダイス・キス

映画「パラダイス・キス」を観ました。
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原作は読んだ事ありませんが、思った以上に面白かったです。

細かい事を論じる作品ではありません!
観て元気をもらえる作品として、楽しんだもの勝ちです!

ある場面で

「女の子はメイクをして、綺麗なお洋服を着れば、何度でも生まれ変われる。
美しい装いは人に勇気や自信をあたえるのだ」


という名言が出てきます。

この台詞を効いて個人的にはココ・シャネルを思い出しておりました。

良い意味で何も考えず観れて、すっきりする楽しい映画でした。
レンタルしても損はない映画です!

公式サイトはこちらです。
ParadiseKiss02.jpeg
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2011年10月23日

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん

映画「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」を観ました。
嘘だけど。
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青春ラブコメディーと思ってました。
思っていた内容と全然違っていていましたが、
面白かったです。

嘘だけど!

最初からぐいぐい引き込まれました。
なんだコレは??という疑問に拍車がかかります!

原作があって、100万部も売れてる作品なんですね!!
原作は読んでいませんが、おもしろかったです。

嘘だけど。

主役の大政絢と染谷将太との2人とも役柄にあっていて好印象。

特に染谷将太は素晴らしいです。
映画「パンドラの匣」でも独特の雰囲気があり、
気になりまくっていたのですが、
今回で完全に打ち抜かれました。

「ヒミズ」で第68回ヴェネツィア国際映画祭の
マルチェロ・マストロヤンニ賞を獲得したのも頷けます。
「ヒミズ」は原作も好きだから、こりゃ観ちゃうわ!!

嘘だけど!

シリアスな話を演出や音楽などでポップにみせるあたりは秀逸。
このポップさはまーちゃんが常に望んでいるものであり、
ある意味、みーくんが感じさせたいもの。

編集も素晴らしく、色々なものが交錯し、色々なものが絡み合う。
しかし、決して主人公達は絡み合わない。
一緒にいても一緒に寝ても、キスはしても絡み合わない。

その頑なまでのすれ違いは、この物語の本質をついている。

嘘をついているのは、みーくんなのか、世の中なのか??
壊れているのは、まーちゃんなのか、世の中なのか??

そんな問いを投げかけられます。

これも全部、嘘だけど。

とにかく、レンタルしても損はしない可能性がかなり高い作品であり、
見直したい衝動に駆られる、そんな素晴らしい作品でした。

嘘だけど。

公式サイトはこちらです。

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2011年10月22日

洋菓子店コアンドル

映画「洋菓子店コアンドル」を観ました。
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衝撃的ではないけれど、安心して観る事のできる映画でした。

洋菓子を扱っている映画だからか、
設定や内容など各所に詰めの「甘さ」があるものの、
それを気にさせないパワーがあるのも事実。

そのパワーの源はやはり蒼井優ちゃんでした( ´艸`)
田舎の子、幼さの残る女の子にリアリティーを感じさせる事の出来る
素晴らしい女優さんの1人ですね。

田舎の閉塞感、日本の閉塞感、若い子の閉塞感。
過去に縛られ動けない大人。
自己存在意義。
前に進む事の大切さ。

意外にも色んな事が凝縮された映画です。

人生は甘くない。
だからこそ、素敵で甘い食べ物を我々は食べて行くのかもしれない。

レンタルしても損はしない映画でした。

公式サイトはこちらです。

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2011年10月07日

猿の惑星 創世記

映画「猿の惑星 創世記」を観ました。
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感想としては、普通でした。
可もなく不可もなく。

なぜ地球が類人猿に支配されるようになったのか?という
エピソードゼロ的なお話。

オリジナルの「猿の惑星」は言わずと知れた有名作。

有名な話ですが、原作での類人猿のモデルは日本人です。
戦争時に捕虜として日本兵に捕まったフランス人が
屈辱的だという思いをぶちまけたのが当該作品が出来た理由です。

時はたち、昔よりは有色人種への差別意識が
ほんの少し減少したかもしれないと言われている現代で、
どのような猿の惑星になるのか。

結論としてはCGの技術の進化を感じる作品という事でしょうか。
類人猿が類人猿っぽく描かれております。

内容は、まぁ、無難な感じです。
多少有色人種の出番も増えており、時代の移り変わりも感じられることは出来ます。

個人的には、ヒロインのインド系の女性が気になって気になってしょうがありませんでした。
どっかで観た事ある。。。と思っていたら、
あの「スラムドッグ$ミリオネア」のヒロインである
ラティカを演じたフリーダ・ピントーでした!!
やっぱり可愛いかったです( ´艸`)

また、「ミルク」以来ファンとなった
ジェームズ・フランコもカッコ良かったです!

猿の惑星が好きな人なら観に行けば?という感じの作品。
映画館で観るなら800〜1000円程度なら鑑賞しても良いかなとう感じでした。

公式サイトはこちらです。
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2011年10月02日

ブルーバレンタイン

映画「ブルーバレンタイン」を観ました。
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非常に良かったです!!

今回の映画の良さは、じわじわと映画の問いかけが染み渡り、
気づけばもう一度観直したくなっているという類いのものです。

長く同じパートナーといると
出会った頃の爆発しそうな程の「愛情」は変化し、
他の情に変質すると言う人も少なくありません。

変化は良いとしても、何が変化して、何が維持されているのか、
また、維持する為にも大きなエネルギーが必要という事が身につまされます。

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脚本もさる事ながら、カメラワークや等での演出が素晴らしかったです。
編集も見事でした。

そして、何より
「君に読む物語」のライアン・ゴズリング
「ブロークバック・マウンテン」のミシェル・ウィリアムズ
この主演2人が本当に、本当に、素晴らしかったです。

変わらない事も、変化する事も重要だが、
その対象が何か?という事。

体や心が引き裂かれそうな思いを感じながら、
最後の切なく、かつ、儚いけれども、美しいエンドロールまで一気に鑑賞いたしました。

観ていない方は是非、是非お勧めいたします!!
ただし、パートナーと2人で一緒にいるのはさけた方が良いかもしれません。。。

公式サイトはこちらです。

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2011年08月20日

カラフル

夏休みオススメ映画「カラフル」です。
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全国の小中高生よ、悩んでいるのは君だけではない!
悩んでいる暇があったならこの作品を観よう!!


君の心の中は何色だい?
君は何色の物が好きだい?
君の好きな人は何色だい?

世の中には色んな色がある。
もちろんその時の環境や年齢や気持ちによって、同じ物でも違った色に見える時もある。
そんな当たり前の事を再認識させてくれる秀作。

監督は、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦」「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督。
もうね、どうにでもしてくれって感じです。
本当に、本当に素晴らしい監督です。

どんな内容か知らずに観たのですが、正直号泣でした。

声の演者もはまっており、鑑賞後に声優を見てその面々に驚きました。
様々な部分の細かい演出が素晴らしい。音楽も良い。
毎度の事ながら、面白い映画は原作や脚本がしっかりしていますね。

人は時に自分の色を他人の色に混ぜなければならない時もあるでしょう。
自分の色を塗り続ける事も大事な時がある。
色は時に曖昧で、自分が何色なのか分からない時もある。

それでもパレットには色々な色がある。

様々な要素が盛り込まれており、
老若男女問わず楽しめる作品であると思います。
ぜひぜひご覧頂きたいお勧めの映画でございます。

公式サイトはこちらです。
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2011年08月14日

コクリコ坂から

映画「コクリコ坂から」を観ました。
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正直、評価が難しい作品でした。

面白くなくはないけど、突き抜けてはいない。

出だしは非常に良かったんです。
グイグイのうち「グイ」くらいは行ったんです。

しかし、全体の演出がダメダメで、音楽の使い方もヘタクソすぎる。

画は非常にきれいで、いつものジブリの表情で、すごく良いんです!!

でも、敢えて言いませんが、何人かの人物の声での演技が駄目すぎて、耳障りが悪い。
その上、上述のように、もう良いよってくらい同じ(様な)音楽が流れて、耳障りが悪い。

正直ですね、恋の部分を描いている所では、なかなかいいなと思うシーンはあったんですよ。

でも、その他の部分の物語の進行及び描き方が下手で、
このシーンやこの話を入れる必要性ある?という疑問を感じざるを得ない所があるんです。

余分なシーンに時間を使っているせいで、肝心の部分の物語を進める時間がない。
その為に主人公達に色々語らせたら駄目ですよ!はっきり言って。

仕草や表情や声色や小道具や気候や音楽や‥...色々表現なんてあるでしょうよ!!

もちろん、あの当時の時代の雰囲気などを知らないからこそ
感じ取れなかった機微もあるでしょう。

でも、物足りなかったのは当時の自体が持つパワーや
希望が感じられなかったんですよ。
変な感じで、単なる昔は良かったね的な映画に感じてしまう所があったんですよ。

そんなに昔は良かったの??

つまらなくない作品ですが、爆発的な作品でもない、
映画館でなら大目に見て500〜1000円くらいなら観ても良い作品でした。

公式サイトはこちらです。
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2011年08月07日

塔の上のラプンツェル

映画「塔の上のラプンツェル」を観ました。
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めちゃめちゃ面白かったです!!

エンターテイメントのすべてがこの映画には詰まっております!!

歌も音楽も良くて、思わずサウンドトラック買っちゃいましたよ!!

映像も本当にきれい( ´艸`)
あのシーンは映画館で3Dで観たかった。。。

ディズニー映画が好きなら、何も言わずに観る事をお勧めします。
ディズニー映画が苦手な人も、騙されたと思って1度観てみてください!!

僕らにはみんな夢がある。
夢が叶ったり、夢をなくした時、我々はどうしたら良いのだろうか??
その答えの1つがこの作品には描かれています!

本当にオススメ映画です!

公式サイトはこちらです。
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2011年06月26日

借りぐらしのアリエッティ

映画「借りぐらしのアリエッティ」を観ました。
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めちゃめちゃ面白かったです!

相手が見てないと思って、相手の方を見たら、
たまたま相手もこちらを見ていて、
目と目があった瞬間の動揺と焦燥。

たまらんですな( ´艸`)

栄枯盛衰、食物連鎖、進化論、恋の物語。
様々な要素がつまっていてあっという間にエンディングでした!

「借りる事」と「盗む事」の違いは何か?

自分の営みを反芻すれば、この2つの差異の境界線が
如何に曖昧としたものかを再認識される事となります。

決して交わる事ができない2人だからこそ、
目線の高さが揃った時、2人の想いは加速する。

ぜひお勧めします!!

公式サイトはこちらです。
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2011年06月25日

十三人の刺客

映画「十三人の刺客」を観ました。
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めちゃめちゃ面白かったです。

色々な伏線が絡み合う何たるカタルシス!!!
あのシーン、あの瞬間のカタルシスはなかなか脳裏から離れません。

人を切った事のない侍が大半の江戸末期。
侍とは何をする為に存在しているのか?
その答えを侍自身も見失いそうな太平の世。

その中で、自己の存在意義を見つけた者たちの幸福感を見事に描いていると思います。

ともすれば勧善懲悪の分かりやすい映画ですが、
「悪」とは何かをきちんと見据えなければいけない事を
この映画は観客の我々に語りかけてくる素晴らしい映画です。

その点について、「悪」を演じる稲垣吾郎が見事でした。

この映画は単純な「悪」を描いておりません。
ある瞬間、善悪の境界線の曖昧模糊さを感じさせられます。

今作の「悪」は上述した侍の存在意義や士農工商制度を十二分に理解している人物なのです。

江戸時代の末期に起こっている制度疲労を十分に認識しているからこそ、
その制度の原理主義的な所作振舞いを、ある意味意図的に行う。

そして我々に選択を迫ってくるのです。

もし仮に、他の者がその行為を批判した時、
批判した者は気づいていないかもしれないが、
自分達が拠って立つ制度の賞味期限が切れているという事を
無意識に表しているのです。

今作の「悪」は自分達の世界が活性化していない事による、
世界の停滞感を誰よりも感じている人物なのです。

彼の「戦国の世を復活させたい」という発言について
競争する事を忘れた者たちにとっては
ご乱心ゆえの発言にしか聞こえないかもしれないが、
危機感を有している者にとっては、その規制緩和の必要性や
大きな大きな制度変革の重要性が染みる事になるであろう。

脚本が本当に素晴らしい。
ある意味では「ダークナイト」にも通ずる所があると思います。

稲垣吾郎をはじめ山田孝之など出演者もみな素晴らしかったです。

単なる時代劇としてみれば、単なる時代劇で終わる作品ですが、
我々個人の価値観を揺さぶり、
かつ、
現代の日本にも通じる示唆にとんだ作品として観る事もできる秀作でした!!

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2011年06月11日

ブラック・スワン

映画「ブラック・スワン」を観てきました。
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あの「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督の作品で、
ナタリー・ポートマンがアカデミー賞を始めとした主演女優賞を総なめにした映画
という事で観ました。

感想としては、
悪くはない映画でしたが、「レスラー」ほどに狂おしくなりませんでした。

肉体的描写はさすがに素晴らしく、
肉体の美しさや、痛みや、甘美さを
時に直接的に、時に間接的に表現する所は必見です。

個人的には内容的に思っていたモノと異なり
多少肩すかしの感は否めませんでしたが、
それでも観れていたのは
紛れもなくダーレン・アロノフスキー監督とナタリー・ポートマンの魅力であると思います。

白の意味とか黒の意味とか
ありきたりな感想は書きません。

つまらない作品ではありませんでしたが、
ダーレン・アロノフスキー監督が製作総指揮をした「ザ・ファイター 」の方が観たくなったのは嘘偽りのない感想です。

映画館でなら500〜1000円くらいなら観ても良いかなという映画でした。
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2011年06月10日

英国王のスピーチ

観てから少し時間が経ってしましましたが、
映画「英国王のスピーチ」を観ました。
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面白かったです。

吃音の原因が知る事もできて、興味深かったです。

日本の宣伝は間違っていると思います。
彼は「内気」だからスピーチが苦手なのでない。
「吃音」という病気だからなのです。

この本質を逃し、変な感動作に持っていくのは間違いであると思います。

この映画を観て、感心した点の1つとして、
英国王がヒトラーの演説を褒めるシーンがあります。
今まで、散々ヒトラーを貶す映画は観てきましたが、
連合国側の映画でこのような表現をするのは
あまり見かけないだけに、
このような台詞をのせた脚本家は素晴らしいし、勇気があると思いました。

生きている中で辛い事の1つに、思った事が伝えられない、という事があります。

その辛さや悲しみは、誰もが共感しうる現象であると思います。

この映画がアカデミー賞をとった事には、個人的には異論もありますが、
普遍的な本質を描いているという意味で面白い映画であった事は間違いありません。

映画館でなら1800円出しても損はしない映画でした。

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2011年06月09日

BECK

映画「BECK」を観ました。
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思った以上に面白かったです!

バンドやりたいと思う人が増えると思うくらいカッコ良かった!!

恋に青春と間違いない王道の要素を盛り込んだ内容。

もちろん、そこは逃げちゃだめでしょうという表現をしているところもあります。
観客の想像に委ねるのと、表現を避けるのは異なると思います。

そんな点もありますが、総じて楽しめました。

「刹那を永遠に変える歌」

そんな歌を聴きながら、僕らは毎日を生きている。

気楽に観られる映画を観たい時にはぜひおすすめの映画です!
posted by ジャック at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月06日

トロン:レガシー

映画「トロン:レガシー」を観ました。
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善くも悪くも想像通りの映画でした。

昔の映画の続編との事ですが、
前作を観てないので、何の感慨もなく、
何の感動もなく、ただただ、映像がすごいのかなぁぁ、と思って終わりました。

観たい人は観れば?という程度の映画でした。

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